「FFBE幻影戦争」プロデューサーレター #19(2021年6月末)

お知らせ

「FFBE幻影戦争」プロデューサーレター #19(2021年6月末)

「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争(FFBE幻影戦争)」をプレイしてくださっている皆さま、こんにちは。
スクウェア・エニックスの広野です。

2020年11月14日の「1st Anniversaryキャンペーン」に伴うアップデート時に、新規実装させて頂きました一部の召喚に対して、消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けましたので、ユーザーの皆さまへご報告させて頂きます。
措置命令に関する詳細な内容は「こちら」をご覧ください。

10連召喚においては10枠分のアイテムを1枠ごとに提供割合に従って抽選を行っておりますが、2020年11月14日に新規に実装した一部召喚については、2020年11月14日から2020年11月16日にかけて以下の方法で抽選が行われておりました。

① 提供割合に基づいてランダムに配列した2つのリストを作成し、どちらを引くか抽選
② 上記リストの並び順で連続する10体が提供され、次の消費者は前の消費者の結果の続きから提供

その結果、対象の召喚全てにおいて、上記の抽選方法で機械的に抽選が行われており、全体としての提供割合に齟齬はなかったものの、提供される10枠分のアイテムの組み合わせが相当限られるという事態が発生しておりました。

上記の方法は弊社の意図したものではありませんでしたが、チェック機能の不全、並びに開発・運営を行っている株式会社gumi社内の審査・監督体制の不全による人的ミスにより実装されるという不具合が発生してしまいました。

ユーザーの皆様からのご指摘で上記の不具合を認識した後、速やかに対象の召喚を停止のうえ、本来の方法に修正し、期間中に対象の召喚を行った全ユーザーの皆様に対し対象の召喚でご使用となった有償幻導石及び無償幻導石と同数の幻導石を配布するとともに、引き直しが可能な召喚を実装する等の対応を行ってまいりました。

しかしながら、消費者庁より、上記注意事項の表示は10連召喚における10枠分のアイテムの抽選方法について、1枠ごとにリストの提供割合に従って抽選が行われるかのように示すものであるところ、対象の召喚のうち一部において、実際のものよりも著しく優良であるとユーザーの皆様に誤認される表示であり、景品表示法に違反するとのご指摘を受けました。
有償取引への影響等、一般消費者に与える影響を総合的に考慮のうえ、対象の5召喚について措置命令が必要と判断されたものと認識しています。

本作をプレイ頂いているユーザーの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。
本件に関するお詫びについては、昨年末に不具合が発生した時点ですでに行わせて頂き、さらに不具合の改修等もすでに完了しておりますため、現在のゲーム環境は安心して遊んで頂けるものとなっております。

しかしながら今回の措置命令を改めて真摯に受け止め、チェック機能の見直し及びその管理の強化を図り、再発防止に努めてまいります。
また、チーム全体の意識改善等、再発防止に向けた取り組みを継続し、ユーザーの皆様がより安心してゲームを楽しんで頂けるような環境を作っていけるよう、運営チーム一丸となって取り組んでまいります。

今回ユーザーの皆さまにご心配をおかけしてしまったお詫びの気持ちを込めまして、心ばかりではございますが、「無償幻導石 2,000個」をご用意させて頂きました。

重ね重ねではございますが、ユーザーの皆様へ、多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、謹んでお詫び申し上げます。

今後とも、『FFBE幻影戦争』ならびに運営チームをどうぞよろしくお願いいたします。

「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」
FFBEシリーズプロデューサー
広野 啓